ペインチームから

我々,東北大学病院麻酔科ペインクリニックグループは教授をはじめとして常時5名程度で構成されています。固定メンバーもいますが,各自の興味や仕事に応じて柔軟に入れ替えもしています。仕事の内容としては週2回のペインクリニック外来,他科から依頼を受けた入院患者の痛みコントロール,および痛みに関する研究を行っています。対象とする疾患は帯状疱疹や帯状疱疹後神経痛,膠原病に伴う皮膚潰瘍,癌性痛,凍結肩,遷延性術後痛などにわたり,幅広く診療しています。内服のみでコントロールが難しい症例や,良い適応のある場合は超音波ガイド下末梢神経ブロック,硬膜外ブロック,脊髄くも膜下フェノールブロック,腹腔神経叢ブロックなどの区域麻酔の技術も積極的に応用しています。研究分野ではご遺体を用いた神経ブロックの研究や,新しいラット痛みモデルの開発,再生医療による神経障害性痛の治療法に関する研究を行っています。

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