東北大学医学部麻酔科学教室は全国で2番目に開設され，集中治療部は国立大学では全国で初めて運営された伝統のある教室です。脳死肺移植，生体部分肺移植，生体部分肝移植，脳死心移植，脳死膵腎同時移植，脳死小腸移植，生体部分小腸移植，年間300件弱の心臓血管外科麻酔，食道癌手術，意識下開頭術などの大手術の麻酔をコンスタントに管理できる，極めてレベルの高い麻酔科チームです。18床の集中治療部の管理も主に麻酔科で行っていることが手術室の麻酔を支えており，日々臨床症例が多彩で豊富です。

手術室22室，ICU18床を運用し，年間約10000例近い全身麻酔，集中治療管理(特に呼吸器管理)を担当しています。現在，大学病院内に約30名，大学院生約15名，20箇所以上の関連病院において東北の医療において大きく活躍しています。

日本麻酔科学会，日本集中治療医学会，日本ペインクリニック学会，日本心臓血管麻酔学会，日本区域麻酔学会，アメリカ麻酔学会，ヨーロッパ麻酔学会等への参加，認定医，専門医の資格を取得することが可能です。当科は麻酔科関連ほぼ全ての認定施設です。